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「起き上がりこぼしプロジェクト 会津若松展」開催

2021年07月12日掲載

2021年7月2日から7月12日まで、福島県会津若松市の福本本店・ギャラリーにて「起き上がりこぼしプロジェクト 会津若松展」が開催中です。

会場の福本本店は有形文化財で、幕末から昭和にかけての会津若松の繁栄を今に伝える、美しい黒漆喰の蔵造りです。
会津若松はおきあがりこぼしのふるさと。16世紀の終わり頃に会津領主、蒲生氏郷(がもう・うじさと)が、下級武士の収入源として作らせたのが始まりと言われています。正月の初市で、親指ほどの小さいものを家族の人数より一つ多く買い、一年間神棚に供え、お焚き上げする縁起物。今もこの風習はありますが、展示に使われているこぼしは、お土産物として作られるようになった大きいタイプです。今回の展示は「起き上がりこぼしの里帰り」的意味合いもあります。

母屋蔵のギャラリーはマンガこぼしの展示で、二階は新作の「コロナ禍からの起き上がりこぼし」コーナーになっていました。蔵の向かいの母屋座敷にはいくつも座卓が置かれ、プロジェクトの初期に作られた著名人たちの作品と、ウクライナ、台湾など海外からの作品がぎっしり並びました。
今回は、東北ブロック長・一ノ瀬善行氏が会津若松の名建築や街角を描いた「懐かしき風景画展」も同時開催。さらに華道家元池坊会津若松支部の生け花展があり、会場内のあちらこちらで文字通り花を添えていました。

福本本店 https://www.fukunishi-honten.jp/
入館料 300円

(記事・写真:会報部 大石容子)

 

 

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