漫協ニュース

「のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地」開催中

2019年10月10日掲載

「子供マンガの缶詰であります!」

 9月18日(水)より、田河水泡生誕120年を記念した企画展が「のらくろであります!」と題されて川崎市市民ミュージアムで開催されています。

 本展では副題が「田河水泡と子供マンガの遊園地(ワンダーランド)」ということで戦前から戦後にかけての日本の子供マンガの変遷がよくわかる内容になっています。いつの時代もマンガ家たちの創造力は計り知れず、外国の文化を吸収し互いに影響を与え合い現代に続く「日本マンガ」の礎を作り上げたのですね。
 展示は第一章・子供漫画の黎明、第二章・田河水泡の宇宙、第三章・子供マンガの遊園地(ワンダーランド)、第四章・紙の上の戦争、第五章・子供は何より漫画が好きだの全五章のテーマで展開されています。めったにお目にかかれない貴重な原画も沢山展示されているのも見所です。手塚治虫が幼少期に影響を受けたナカムラマンガライブラリーの原本も展示されています。テレビも無い、そんな大昔に描かれた作品たちですが現代にも通じる愉快で楽しさに満ちあふれた「漫画の缶詰」でした。

 11月24日(日)まで開催しています。お見逃し無く!

詳細は川崎市市民ミュージアムHPをご覧ください。

 

追伸:図録も素晴らしいのでおすすめです。

(写真・文:嶌津よたろう)

 

 

© Japan Cartoonists Association