2019年10月07日掲載
幸森軍也
平成30年度のアーカイブ事業は寄贈書籍のデータベース化などのこれまでの継続と、協会報と音声テープ(一部)のデジタル化や寄せ書きのデータベース化を新しくおこなった。
また文化庁からの補助金が終了した後の、これら作業を事務局内で通常業務に落としこむためのマニュアルも作成した。作業自体はWebのライブラリーやイベントコーナーですでにおこなわれている。それを収録すればよいので、おおきな業務変更はないはずである。
2017年12月01日掲載
幸森 軍也
昨年度につづいて、平成二八年度も文化庁メディア芸術アーカイブ推進支援事業をすすめた。内容は協会に寄贈された著書のデータベース作成。現在六二六〇冊までおわった。さらには保存のため一冊一冊にビニールカバーをつけた。
また協会に保管されていた漫画展覧会のポスターのスキャニング、データベース化を実施した。この中には一九六八年の「漫画一〇〇年」展のポスターも複数枚あり、この展覧会は協会の全面協力のもと実施された。出展者は近藤日出造初代理事長から寺内純一、手塚治虫、ちばてつや現理事長まで約三五〇枚。文字通り錚々たる漫画家さんたちが寄稿している。出展された原稿のほとんどは協会に寄贈され、大宮にある漫画会館に寄託されている。協会にも別途すべてのポジフィルムがある。約五〇年前の開催であり今となっては展覧会のことも原稿のことも記録にたいしてのこっていない。
2017年12月01日掲載
幸森 軍也
日本漫画家協会には設立以来会員から寄贈された著書などの書籍や個展の案内、また協会がかかわったマンガ展のポスター、チラシが膨大に保管されている。
しかしながらどのような物がいったいどれくらいあるのかを会員が知る方法はない。というよりも誰も実態を知らない。これを公開するためには、それぞれ調査しデータベース化しなければならないのである。ひと口に調査といってもけっこう労力と費用がかかる。
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